レニスナ

レニスナは、肌の若返り、ボリューム改善、美肌効果を目的とした最新のスキンブースター製剤です。コラーゲンブースター製剤と呼ばれることもあります。
韓国ではジュベルックボリュームと呼ばれています。

レニスナの主成分はPDLLA（ポリ-D,L-乳酸）で、コラーゲン生成を促進し、失われたボリュームを回復させ、肌の弾力性とハリを向上させます。

PDLLAが肌の真皮直下に注入され、コラーゲン生成を刺激することで、肌の弾力性やハリを取り戻します。

得られた効果は1年以上持続します。
ただし、定期的に施術を受けることで、その効果を維持しやすくなります。

額、頬、ほうれい線、頬コケ、ゴルゴライン、マリオネットライン、首、手背などです。
※当院の場合、上瞼・下瞼には注入しません。

部位によって異なります。
ほうれい線などはあまり痛みがありませんが、額は痛みが強い傾向にあります。
当院では、笑気麻酔は無料でお付けできます。
また、部位によってはブロック麻酔（無料）の提供も可能です。

その方の症状によって推奨される治療は異なります。
凹んだ額や頬にしっかりとした変化を出したい場合には、ヒアルロン酸の方が良いです。
入れた分だけ変化が出ます。窪みはそこまででもなく、肌質の改善もはかりたい場合には、レニスナも有効です。

軽い赤みや腫れが数日続くことがありますが、通常はすぐに引きます。
部位にもよりますが、ダウンタイムはほとんどありません。

施術後はすぐにメイクが可能です。

施術にもよりますが、基本的には可能です。
ボトックスやレーザー治療と同日にお受けいただけます。
また、韓国ではレニスナと架橋ヒアルロン酸を混ぜて使用するクリニックもあるようです。

作用機序、作用部位が異なるため、レニスナと照射系たるみ治療はどちらかをすればもう片方が不要ということはありません。
ハイフは筋膜の引き締めができますが、レニスナは筋膜にはアプローチできません。老化に抗うためには、年齢に応じた複数の施術を受けていく必要があります。

医療行為なので100%トラブルが無いとは言い切れませんが、製剤自体は高い安全性が確認されています。少なくとも当院では、後遺症と呼ばれるような合併症は生じたことはありません。
内出血は時折生じます。

満足いく変化が得られるまでは2か月に1回程度、その後は維持として6～12ヶ月ごとの施術をお勧めします。

加齢によるたるみ、しわが気になる方に特に適していますが、ほぼすべての肌タイプに使用できます。乾燥肌の方にはジュベルックもお勧めです。

当院の場合、妊娠中の方にはすべての施術をお断りしております。

絶対的な禁忌ではありませんが、使用する麻酔によってはしばらくの断乳が必要になる可能性があります。

レニスナには非架橋のヒアルロン酸が混ざっているため、施術直後から変化が得られます。ただ、レニスナ本来の効果（コラーゲン生成による効果）は2週間以降で見られます。