サーマジェン
サーマジェンは、ラジオ波(「RF」または「高周波」と呼ばれることもあります)を使って肌にアプローチする、たるみ治療機器です。
リフトアップ
幅広い範囲でリフトアップを実現
肌のハリ・弾力
継続使用でコラーゲンが生成
顔痩せ・小顔
ピンポイントで肌を引き締めることも可能
顔のたるみが
気になる人
顔全体を
スッキリとさせたい人
目の周りや肌に
ハリや弾力が欲しい人
口の横にポコっとできたふくらみを
解消したい人
もたついたフェイスラインを
スッキリさせたい人
サーマジェンは、ラジオ波(「RF」または「高周波」と呼ばれることもあります)を使って肌にアプローチする、たるみ治療機器です。
サーマジェンに興味はあるものの、利用する前に「実際にどのような効果が期待できるのか」「サーマクールと何が違うのか」といった点について知りたい人も多いのではないでしょうか。このページでは以下についてわかりやすく説明させていただきます。
- サーマジェンとはどのような医療機器か
- サーマジェンの効果
- サーマクールとの比較でわかるサーマジェンの特徴
- サーマジェンとハイフ(HIFU)との違い
- サーマジェンを受ける際に知っておきたい留意点
- 当クリニックにおけるサーマジェン施術の流れ
サーマジェンとはどのような医療機器か
サーマジェンは、「高周波誘電加熱方式」によって肌質の改善を目指す医療機器です。
皮膚にラジオ波を照射し、発生した熱が肌の深層部に働きかけます。
熱によって肌質が改善するのは、細胞の電気抵抗力と関係があります。
なぜサーマジェンによって肌質が改善できるのか、その仕組みを簡単にですが説明します。
サーマジェンによって肌質が改善する仕組み
皮膚の構造
私たちの肌は、皮膚の表面から内側に向かって
- 表皮
- 真皮
- 脂肪
- SMAS筋膜
- 筋肉
の5層からなっています。
私たちの細胞は、電流に対して抵抗する性質があります。
ラジオ波を照射すると熱が発生しますが、これは細胞の抵抗力によるものです。
コラーゲン線維の生成を促す
細胞の電気抵抗力は、5層でそれぞれ異なります。5層の中で特に高い電気抵抗を持つのが、脂肪層です。
電気抵抗が高ければ高いほど電流は熱に変換されますので、脂肪層は5層の中で最も熱を発生させやすい層になります。
サーマジェンがターゲットとしているのは、真皮と脂肪層です。
電気抵抗の高い脂肪層に照射することで脂肪燃焼を起こし、その熱が肌のハリや弾力に関係しているコラーゲン線維の生成を促します。
以上が、サーマジェンによるたるみ治療のメカニズムです。
サーマジェンの効果
サーマジェンによって得られる主な効果は、以下の3点です。
サーマジェンによって得られる主な効果は、以下の3点です。
リフトアップ
幅広い範囲でリフトアップを実現
サーマジェンの効果といえば、肌のたるみ改善です。
肌のたるみは、年齢とともに生じやすくなりますが、これは若々しい肌を保つのに不可欠なコラーゲンが減少するためです。
コラーゲンは、皮膚や骨などを構成しているタンパク質の一種。線維状をしていて、網目のように広がり皮膚を支えています。
コラーゲンを生成している線維芽細胞は、真皮に多く存在していますが、年齢とともに働きが鈍くなります。そうすると、コラーゲンが減り線維性隔壁(簡単にいうと、脂肪細胞どうしを隔てる壁)が伸びます。これが、肌のたるみです。
コラーゲンは線維芽細胞のある真皮に多く、真皮はその下にある脂肪層によって支えられています。
サーマジェンは、真皮に近い脂肪層をめがけて照射し、その熱は表皮・真皮・脂肪組織に広がります。そして、発生した熱によってコラーゲン線維や線維性隔壁が収縮します。この収縮が、リフトアップへとつながります。
さらにサーマジェンは、脂肪組織とその上層に広く熱を入れるため、幅広い範囲でリフトアップを実現します。
肌のハリ・弾力
継続使用でコラーゲン生成
サーマジェンの効果としてもう1つ忘れられないのが、肌のハリと弾力アップです。
この効果は、サーマジェンを使い続けることによって実感できるでしょう。話がやや横道にそれますが、サーマジェンには、使用直後に感じる効果と、定期的に使い続けるうちに得られる効果とがあります。
サーマジェン使用直後に得られる効果を“1次効果”、後から実感する効果を“2次効果”と呼ぶこともあります。サーマジェンを使い続けていると、肌のハリや弾力を実感することがありますが、これは、コラーゲンが生成されることによる効果で、サーマジェンの2次効果にあたります。
継続使用でなぜコラーゲンが生成されるのかといいますと、定期的にラジオ波を照射することで、線維芽細胞が刺激されます。その際熱によって細胞に傷がつきますが、それを修復するためにコラーゲンが生成されるのです。
線維芽細胞を刺激するということは、肌の弾力に影響するといわれているエラスチンの生成も促します(エラスチンも、線維芽細胞によって作り出されています)。
このように、サーマジェンで線維芽細胞を刺激し続けることによって肌のハリや弾力アップのほか、
- 小ジワの改善
- 毛穴の引き締め
といった効果も期待できます。
顔痩せ・小顔
ピンポイントで肌を引き締めることも可能
顔の大きさは、生まれつきだけで決まるというわけではありません。
年齢や生活習慣によって
- 顔のもたつき
- 口の横や頬の横にできるふくらみ
- 下膨れ
- 二重あご
などが生じると、顔が大きく見えたり顔が長い印象を与えたりします。
サーマジェンは、顔全体のリフトアップに加えて、上記のような顔の気になる部分にもアプローチし、ピンポイントで肌を引き締めることも可能です。
サーマジェンはこんな人におすすめです
顔のたるみが気になる人
顔全体をスッキリとさせたい人
目の周りや肌にハリや弾力が欲しい人
口の横にポコっとできたふくらみを解消したい人
もたついたフェイスラインをスッキリさせたい人
サーマクールとの比較でわかるのサーマジェン2つの特徴
サーマジェンは、よくサーマクールと比較されます。
サーマクールとはラジオ波を肌に照射してリフトアップを狙うたるみ治療機器です。
サーマクールによって照射された部分には、軽い熱損傷が起こりますが、細胞は損傷部分を修復しようとコラーゲンを生成します。
サーマクールは、この自己再生能力を利用して肌を引き締めるのです。
サーマジェンとサーマクールの比較
サーマジェンもサーマクールも、どちらも高周波誘電加熱技術を取り入れた、たるみ治療機器です。
自己再生能力を活用する点も共通していますが、開発目的はそれぞれ異なります。
サーマクールは、西洋人向けに設計されたたるみ治療機器です。サーマジェンよりもやや深い脂肪層をターゲットにラジオ波を照射します。深層部になればなるほどエネルギーは高くなるため、サーマクールによる施術は、
- サーマジェンよりも脂肪燃焼効果が強い
- 照射に伴う痛みは強め
となります。
一方のサーマジェンは、東洋人向けに設計されています。照射するのは、表皮から皮膚表面に近い脂肪層。脂肪燃焼効果はサーマクールよりも弱いですが、線維芽細胞を刺激するため皮膚の引き締め効果は強めです。サーマクールと比べて痛みは少ないというのも、異なる点といえるでしょう。
サーマジェンの特徴①
冷却装置を必要としない
サーマクールは、サーマジェンよりも深い部分に照射します。肌の深い部分(SMAS層に近い脂肪層)に熱を届ける必要があるため、サーマクールの施術では、冷却装置を使って肌の上層部を冷却します。
一方、サーマジェンはサーマクールよりも浅い脂肪層に照射することから、冷却装置を使用することなく施術可能です。
サーマジェンの特徴②
施術代が安い
施術にかかる費用は、各医療機関によって異なります。
けれども、基本的にサーマジェンの方がサーマクールよりもリーズナブルです。
費用相場は、
- サーマクール:10万円~
- サーマジェン:5万円~
が目安です。
サーマジェンとハイフ(HIFU)との違い
サーマジェンとハイフはリフトアップを目的とした医療機器
ハイフは、サーマジェンと同じようにリフトアップを目的とした医療機器です。
サーマジェンとの大きな違いは、高周波ではなく超音波を使って熱を発生させて肌に働きかけるという点です。
サーマジェン | ハイフ |
---|---|
高周波 | 超音波 |
サーマジェンは、ハイフとの併用がおすすめ
サーマジェンとハイフは比較されることも多々ありますが、自分に合う方を選ぶというよりも、両方を組み合わせるという使い方をおすすめします。
サーマジェンは、ハイフとの併用を前提に開発されたというのが理由です。
サーマジェンは真皮から皮下脂肪の上層で熱を発生させます。
一方のハイフは、SMAS筋膜をターゲットに、超音波を一点集中して照射します。
サーマジェン | ハイフ |
---|---|
真皮から皮下脂肪の上層で熱を発生 | SMAS筋膜をターゲットに、一点に集中して照射 |
ご存じかもしれませんが、SMAS筋膜は筋肉を覆っている膜で、脂肪から皮膚までを支えるという大事な役割を果たしています。
SMAS筋膜が老化すると肌は弾力を失い、深いシワやたるみが発生しやすくなります。
ハイフとサーマジェンは、異なる層をターゲットに肌質を改善します。
つまり、サーマジェンとハイフの両方を使うことによって肌の土台から表面まで引き締められるというわけです。
サーマジェン+ハイフの割引実施中
当クリニックでは、ハイフとサーマジェンを組み合わせた引き締め治療を導入しています。割引キャンペーンもありますので、この機会に利用を検討してみてください。
サーマジェンを受ける際に知っておきたい留意点
サーマジェンを受ける前に
- サーマジェンの施術を避けた方がいい人
- サーマジェンの副作用
の2点を必ず確認しましょう。
サーマジェンの施術を避けた方がいい人
以下に該当する人は、サーマジェンを避けた方がよい、または受けられません。
- 妊娠中の方
- 頬の脂肪が少なすぎる方
- 重度の皮膚疾患がある方
- 重度の糖尿病・心疾患を抱えている方
- ペースメーカーや埋込み型除細動器(ICD)を使用されている方
- 金属プレートなどを埋め込んでいる人(歯のインプラントを除く)
上記以外でも、サーマジェンの使用を避けた方がよい場合があります。持病や常用している医療機器などがありましたら、施術前に必ずクリニックにお伝えください。
サーマジェンの副作用
ごくまれに、サーマジェンを使用すると以下のような症状が現れることがあります。
- やけど
- 毛嚢炎
施術後皮膚に異常を感じたら、できるだけ早めにクリニックに連絡をお願いします。
当クリニックにおけるサーマジェン施術の流れ
事前カウンセリング
当クリニックでは、初回の照射の前には必ずカウンセリングを実施しています。
カウンセリングでは肌の状態をチェックしたり、施術に関する疑問などに答えたりします。
また、
- 施術が必要かどうか
- 施術可能かどうか
についても確認し、問題なければ施術へ進みます。
カウンセリングは、患者さんの不安や要望に寄り添いながら行います。
決して無理に施術を勧めることはありませんので、安心してご相談ください。
サーマジェンの施術
サーマジェンの施術には、製造元の指導を受け技術力が高水準に達した看護師があたります。
痛みに敏感な人は、「痛かったらどうしよう」と心配して麻酔を希望されるかもしれません。けれども、ハイフやサーマクールよりも肌の浅い部分を照射するサーマジェンでは、痛みはほとんど発生しないため、施術は基本的に麻酔を使いません。痛みに弱い私(院長)でも悲鳴を上げることなくリラックスして受けてますので安心してください。
サーマジェン専用クリームを塗布したあと、1ショットずつていねいにサーマジェンを照射します。
照射にかかる時間は、20分程度です。
アフターケア
サーマジェンの場合、ダウンタイムはほとんどありません。
照射後何も問題なければ、すぐにお帰りいただけます。
施術後は、肌が乾燥するうえ紫外線の影響を受けやすい状態であることから、保湿と紫外線対策を忘れないようにしましょう。
照射直後は、ほてったり赤みが残ったりする場合もありますが、1~2日ほどで消えますのでご安心ください。もし、数日たっても赤みが引かないなど、気がかりな症状が出た場合は、できるだけ早く連絡してください。
注意事項
施術当日から、
- メイク
- 入浴
- シャワー
- 洗顔
が可能です。
控えてほしいのは、
- サウナ
- 飲酒
- 激しい運動
などです。
ご不明点、不安点はお気軽にお問い合わせくださいませ。
サーマジェンの施術費用
施術名 | 詳細 | 通常価格(税込) | 会員価格(税込) |
---|---|---|---|
サーマジェン(RF) | 全顔+顎下 400ショット | 49,000円 | 39,000円 |
サーマジェン・リピート割 | 4か月以内に ハイフ・サーマジェンを受けた方 | 45,000円 | 35,000円 |
オプション | セルフトックスマスク1枚(自宅用) | 無料 | 無料 |