目元の印象を左右する眉のリフトアップ!表情を明るく見せるための改善テクニック

「なんだか目が小さくなった」「まぶたが重くて不機嫌そうに見える」と感じることはありませんか。それは目の周りの筋肉の衰えや、皮膚のたるみによって眉の位置が下がってきているサインかもしれません。
眉の位置が数ミリ下がるだけでも、顔全体の印象は大きく暗いものへと変化してしまいます。
この記事では、眉が下がってしまう根本的な原因を解明し、目元をパッチリと明るく見せるための解決策を網羅的にご紹介します。
自宅でできるマッサージや効果的なトレーニング、さらにはスキンケアやメイクアップの技まで、すぐに実践できる具体的なテクニックをお届けします。今日から始めて、若々しい目元を取り戻しましょう。
眉の下がりが目元の印象を暗くする原因とは?
眉が下がり目元の印象が暗くなる主な原因は、加齢による筋肉の衰えや日々の生活習慣に潜んでいます。眉の位置は、額の筋肉や目の周りの筋肉のバランスによって保たれています。
これらの筋肉が弱まったり凝り固まったりすることで、重力に逆らえずに皮膚とともに下垂してしまうのです。
加齢による前頭筋の衰えがまぶたに重さを与える
眉を持ち上げる役割を担っているのが、額にある「前頭筋」という筋肉です。私たちが目を見開いたり、驚いた表情を作ったりするときに、この筋肉が収縮して眉を引き上げます。
しかし、年齢を重ねると体の他の筋肉と同様に前頭筋も徐々に衰えていきます。筋力が低下すると、眉や額の皮膚、さらにはその下にある脂肪などの組織を支えきれなくなり、全体的に下方へと垂れ下がってきます。
さらに、前頭筋が衰えると、まぶたを持ち上げる力も弱まります。その結果、まぶたが瞳にかぶさるようになり、目が小さく見えたり常に眠そうな印象を与えたりします。
これを補おうとして無意識に眉を上げようと無理な力を入れることが、額の横ジワの原因にもなります。
眼精疲労と眉の下がりの関係
| 状態 | 影響 | 結果 |
|---|---|---|
| 眼輪筋の緊張 | 筋肉が収縮したまま硬くなる | 眉を引き下げる力が強まり、目元が狭くなる |
| 血行不良 | 酸素や栄養が行き渡らなくなる | 皮膚の弾力が失われ、たるみが進行する |
| 瞬きの減少 | 目の周りの筋肉を使わなくなる | 筋力が低下し、重力に負けて下垂する |
スマートフォンやPCの長時間使用が眼精疲労を招く
現代生活において避けて通れないのが、スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けることです。近くの画面を凝視し続けると、目のピントを調節する毛様体筋だけでなく、目の周りを囲む「眼輪筋」も緊張状態が続きます。
眼輪筋が凝り固まると血行が悪くなり、老廃物が蓄積しやすくなります。
表情のクセが眉間のシワやたるみを定着させる
日々の何気ない表情のクセも、眉の位置や形に大きな影響を与えます。例えば、考え事をするときや細かい文字を読むとき、無意識に眉間にシワを寄せていませんか。
眉間にシワを寄せる動作は「皺眉筋(しゅうびきん)」という筋肉を使いますが、この筋肉が過剰に発達して凝り固まると、眉頭が内側下方向へと引っ張られます。
また、ストレスや緊張を感じているときに奥歯を噛みしめるクセがある人も注意が必要です。噛みしめると側頭部の筋肉が緊張し、頭皮全体が硬くなります。
頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭皮が硬くなって下がると、そのまま額や眉の皮膚も押し下げられ、全体的なたるみにつながってしまいます。
コラーゲン不足が肌の弾力を奪い下垂を加速させる
筋肉だけでなく、肌そのもののハリや弾力も眉の位置を保つためには重要です。肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった成分は、ベッドのスプリングのように肌を内側から支えています。
しかし、紫外線ダメージや加齢、乾燥などによってこれらの成分が減少したり変性したりすると、肌は弾力を失い、重力に負けてたるんでしまいます。
特に額やまぶたの皮膚は薄くデリケートなため、ハリの低下が顕著に現れやすい部位です。皮膚がたるむと、その重みで眉の位置が下がり、目と眉の間隔が狭くなってしまいます。
そうすると目元が詰まったような印象になり、不機嫌に見えたり老けて見えたりする原因となります。
自分でできる眉のリフトアップマッサージの方法
硬くなった筋肉をほぐし、滞ったリンパの流れを良くすると、眉の位置を本来の場所に戻しやすくできます。
指の腹を使って前頭筋を優しくほぐす
まずは、眉を支えている額の筋肉「前頭筋」のコリをほぐします。前頭筋が柔軟性を取り戻すと、眉を引き上げる力が回復し、目が開きやすくなります。
マッサージを行う際は、皮膚を強く擦らないように注意し、筋肉を捉えるイメージで行います。
両手の握り拳を作り、第二関節の平らな部分を額に当てます。眉の上から生え際に向かって、小さく円を描くようにくるくるとマッサージしていきます。
額の中央から外側に向かって、少しずつ位置をずらしながら額全体をほぐしましょう。痛気持ちいい程度の強さで、凝り固まった筋肉をゆっくりと緩めていく感覚を意識してください。
眉頭から眉尻に向かって老廃物を流す
次に、眉そのもののラインに沿ってマッサージを行います。眉の周辺には老廃物が溜まりやすく、これがむくみや重さの原因となっている場合があります。
親指と人差し指で眉の上下を挟むようにし、眉頭から眉尻に向かって優しくつまみながら揉みほぐしていきます。
特に眉頭の部分にある皺眉筋は凝りやすいので、念入りにほぐします。つまんだまま少し持ち上げるようにしたり、軽く揺らしたりすると効果的です。
眉尻まで行ったら、こめかみに向かって指を滑らせ、溜まった老廃物をリンパ節に流すイメージでフィニッシュします。これを左右それぞれ3回から5回程度繰り返します。
側頭筋をマッサージして顔全体を引き上げる
顔のたるみを解消するためには、顔の皮膚を支えている頭皮、特に「側頭筋」へのアプローチが欠かせません。側頭筋は耳の上にある大きな筋肉で、ここが凝ると顔全体が横に広がり、下がって見えてしまいます。
側頭筋をほぐすと顔全体のリフトアップ効果が期待できます。
手のひらの手根部(手首に近い厚みのある部分)をこめかみから耳の上あたりに当てます。奥歯を噛みしめたときに動く部分が側頭筋です。
ここに圧をかけながら、後ろ回しに円を描くように揉みほぐします。同時に、頭皮全体を頭頂部に向かって引き上げるように意識すると、よりリフトアップ効果が高まります。
目の周りのツボ押しで血行を促進する
最後に、目の周りにあるツボを刺激して血行を促進し、眼精疲労を和らげます。血流が良くなると目元がすっきりとし、眉の重さも軽減されます。
目の周りの皮膚は非常に薄いので、決して強く押さず、気持ちいいと感じる強さで行ってください。
眉のリフトアップに効く主なツボ
| ツボの名前 | 場所 | 効果 |
|---|---|---|
| 攅竹(さんちく) | 眉頭の内側のくぼんだ部分 | 目の疲れ、むくみ解消、眉間のシワ予防 |
| 魚腰(ぎょよう) | 眉毛の真ん中あたり、黒目の直上 | まぶたのたるみ解消、目の充血改善 |
| 太陽(たいよう) | こめかみのくぼみ、眉尻と目尻の中間から少し外側 | 眼精疲労回復、顔全体のむくみ解消 |
眉のリフトアップに効果的な表情筋トレーニング
マッサージで筋肉をほぐした後は、トレーニングで筋肉そのものを鍛える取り組みが必要です。衰えた筋肉を再び活性化させると、重力に負けない引き上がった眉を手に入れられます。
毎日の習慣にすれば、少しずつですが確実に変化を感じられるはずです。
眉を大きく上げて数秒キープする運動を繰り返す
前頭筋を直接鍛える基本的なトレーニングです。まず、鏡を見ながらゆっくりと眉を限界まで引き上げます。
このとき、額に横ジワが寄ってしまう場合は、手で額を押さえてシワができないようにサポートしてください。眉を上げた状態で5秒間キープし、その後ゆっくりと元の位置に戻します。
この動作を10回繰り返します。ポイントは、目の力ではなく、おでこの力を使って眉を引き上げる意識を持つことです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、続けると前頭筋が鍛えられ、自然と眉の位置が高くなってきます。
目を大きく見開いて眼輪筋を鍛える
目の周りを囲む眼輪筋を鍛えることで、まぶたのたるみを解消し、眉を下から支える力を強化します。眼輪筋が引き締まると目がぱっちりと大きく見えるようになり、表情も生き生きとします。
このトレーニングは、額を使わずに目だけの力で行うのがコツです。
眼輪筋トレーニングのポイント
- 顔を正面に向け、額を動かさないように意識する
- 目を限界まで大きく見開き、黒目が完全に見えるようにする
- そのまま5秒間キープした後、ゆっくりと目を閉じる
- ギュッと目を閉じて5秒間キープし、パッと脱力する
眉間にシワを寄せずに眉を動かす練習をする
不要なシワを作らずに表情筋を動かすコントロール力を養うのも大切です。鏡を見て、眉間にシワを寄せずに、左右の眉を交互に上げ下げする練習をしてみましょう。
片方の眉を上げるときに、もう片方の眉がつられて動かないように意識します。
この練習は、普段使っていない細かい筋肉を刺激し、表情筋のバランスを整える効果があります。最初は思うように動かないかもしれませんが、神経回路がつながってくるとスムーズに動かせるようになります。
表情の豊かさが増し、魅力的な目元を作ることにもつながります。
スキンケアで眉周りのハリを取り戻すには?
外側からのケアとして、スキンケアによる働きかけも欠かせません。肌の弾力を取り戻し、ふっくらとしたハリを与えて眉周りのリフトアップをサポートします。
毎日のスキンケアに、リフトアップやシワ改善に効果的な成分を取り入れましょう。
レチノール配合のクリームでシワ改善を目指す
ビタミンAの一種であるレチノールは、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。
シワ改善効果が認められた医薬部外品の成分としても知られており、眉間のシワや額の横ジワ、目尻の小ジワが気になる方に特におすすめです。
レチノール配合のクリームや美容液を、夜のお手入れに取り入れましょう。初めて使用する場合は、肌への刺激を感じるケースがあるため、少量を数日に一回から始め、徐々に慣らしていきましょう。
使い続けると肌に厚みとハリが出て、シワが目立ちにくくなります。
ペプチドやビタミンC誘導体で肌の密度を高める
肌の土台を強化するためには、ペプチドやビタミンC誘導体も効果的です。ペプチドは細胞に働きかけて肌の修復や再生を促すアミノ酸の結合体で、肌にハリを与えます。
ビタミンC誘導体は、抗酸化作用に優れ、コラーゲンの生成をサポートするほか、毛穴の引き締めや美白効果も期待できます。
これらの成分が配合された化粧水や美容液を、顔全体だけでなく、眉周りやまぶたにも丁寧に馴染ませましょう。肌の密度が高まると、たるみにくい引き締まった状態を維持しやすくなります。
保湿を徹底して乾燥による小ジワを防ぐ
乾燥は肌の大敵であり、たるみやシワの直接的な原因となります。乾燥した肌は柔軟性を失い、表情の動きについていけずにシワが定着しやすくなります。
特に目元や眉周りは皮脂腺が少なく乾燥しやすい部位なので、徹底した保湿が必要です。
高保湿タイプの化粧水で水分をたっぷりと補給した後、セラミドやヒアルロン酸などが配合された乳液やクリームで油分を補い、水分を閉じ込めます。
日中も乾燥を感じたら、メイクの上から使える保湿スティックやミストでこまめに潤いを与えましょう。
紫外線対策を行い光老化によるたるみを防ぐ
肌の老化の約8割は紫外線による「光老化」だと言われています。紫外線A波(UVA)は肌の奥の真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンを破壊してたるみを引き起こします。
眉のリフトアップを目指すなら、紫外線対策は一年中行う必要があります。
眉周りの紫外線対策チェック
| 対策項目 | 具体的な方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 日焼け止め | 眉の中や眉間、まぶたにも塗り忘れない | 汗をかいたらこまめに塗り直す |
| サングラス | UVカット率の高いものを選ぶ | 色が濃すぎると瞳孔が開き逆効果になる場合も |
| 帽子・日傘 | つばの広い帽子や完全遮光の日傘を使う | 地面からの照り返しにも注意する |
美容医療で本格的に眉をリフトアップする選択肢
セルフケアだけでは限界を感じる場合や、より確実で即効性のある効果を求める場合は、美容医療の手を借りるのも一つの賢い選択です。
近年ではメスを使わない施術も増えており、ダウンタイムを抑えながら眉のリフトアップを実現できるようになっています。
ボトックス注射で表情筋の過剰な動きを抑える
ボトックス注射は、筋肉の動きを一時的に弱める薬剤を注入する治療法です。眉間のシワや額の横ジワの原因となる筋肉の過剰な働きを抑制することで、シワを改善し、眉の位置を調整します。
例えば、眉を下げる筋肉(皺眉筋や眼輪筋の一部)にボトックスを打つと、相対的に眉を上げる筋肉の働きが強まり、リフトアップ効果が得られます。
施術時間は短く、数日で効果が現れ始め、3ヶ月から半年程度持続します。
ただし、注入量や場所を誤ると表情が不自然になるリスクがあるため、経験豊富な医師に施術してもらうことが重要です。
ヒアルロン酸注入で眉下の凹みを埋めてリフトアップ
加齢とともに骨萎縮や脂肪の減少が起こると、眉の下やこめかみが凹み、皮膚が余ってたるんで見えます。この凹んだ部分にヒアルロン酸を注入してボリュームを補って皮膚をパンと張らせ、物理的にリフトアップさせる方法です。
ヒアルロン酸注入のメリット
| 特徴 | 内容 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 即効性 | 注入直後から変化を実感できる | 施術当日から若々しい印象になる |
| 自然な仕上がり | 骨格に合わせて注入量を調整できる | 立体的でメリハリのある顔立ちになる |
| 持続性 | 製剤によるが半年から2年程度 | 長期的なメンテナンスがしやすい |
ハイフ(HIFU)で筋膜層から引き締める
ハイフ(高密度焦点式超音波)は、皮膚の表面を傷つけずに、肌の奥にある筋膜層(SMAS層)に熱エネルギーをピンポイントで照射する治療機器です。
熱によるダメージを修復しようとする創傷治癒作用によってコラーゲンが増生され、肌の奥から強力に引き締まります。
特に額やまぶた専用のカートリッジを使用すると、眉周りのたるみを引き上げ、目元をパッチリとさせる効果が期待できます。
ダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクが可能な点が人気です。
糸リフトで物理的に皮膚を引き上げる
医療用の溶ける糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を直接引き上げる施術です。こめかみ付近から糸を入れ、眉尻や目元のたるみを引き上げることで、強力なリフトアップ効果が得られます。
糸にはコグ(トゲ)がついており、組織に引っかかって引き上げ効果を発揮すると同時に、糸の周りでコラーゲン生成が促され、肌のハリも向上します。
物理的に引き上げるため変化が分かりやすく、効果は1年から1年半程度持続します。糸が溶けた後もコラーゲンの柱が残るため、たるみの予防効果も期待できます。
眉のリフトアップをサポートする生活習慣の改善
美容医療や高価な化粧品に頼る前に、あるいはそれらの効果を最大限に引き出すために、日々の生活習慣を見直すことは非常に大切です。体全体の健康状態は、そのまま顔の表情や肌の状態に反映されます。
眉のリフトアップにつながる、健やかな生活習慣を身につけましょう。
質の高い睡眠をとって成長ホルモンの分泌を促す
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、日中に受けた肌や筋肉のダメージを修復し、細胞の再生を促す天然の美容液です。睡眠不足が続くとこの修復作業が追いつかず、肌のターンオーバーが乱れてたるみやシワが進行します。
日付が変わる前にベッドに入り、最低でも6時間から7時間の睡眠を確保しましょう。寝る直前までスマートフォンを見ていると、ブルーライトの影響で睡眠の質が低下します。
就寝1時間前はデジタルデトックスを行い、リラックスして過ごす工夫が質の高い睡眠への近道です。
抗酸化作用のある食事で体の内側から老化を防ぐ
体の酸化(サビ)は老化の大きな要因です。酸化を防ぐ「抗酸化作用」のある栄養素を積極的に摂取すると、細胞の老化を遅らせ、肌の弾力を守れます。
ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを多く含む食品を毎日の食事に取り入れましょう。
また、筋肉や皮膚の材料となるタンパク質も必要です。肉、魚、大豆製品、卵などをバランスよく食べ、糖質の摂りすぎによる「糖化(コゲ)」にも注意が必要です。
糖化はコラーゲンを硬く変性させ、肌の黄ぐすみやたるみの原因となります。
姿勢を正して顔のたるみにつながる猫背を治す
意外に思われるかもしれませんが、姿勢と顔のたるみは密接に関係しています。猫背で背中が丸まり、首が前に出ている状態(スマホ首)が続くと、首の後ろから頭皮にかけての筋肉が引っ張られ、逆に顔側の筋肉は緩んで下がってしまいます。
また、姿勢が悪いとリンパの流れも滞り、顔がむくみやすくなります。立つときや座るときは、天井から頭を糸で吊るされているようなイメージで背筋を伸ばし、顎を軽く引きましょう。
正しい姿勢を保つことは、天然のリフトアップ効果をもたらします。
ストレスを溜め込まず表情を柔らかく保つ
強いストレスは自律神経のバランスを崩し、血行不良やホルモンバランスの乱れを引き起こします。
また、ストレスを感じると無意識に歯を食いしばったり、眉間にシワを寄せたりしてしまい、これが表情筋のコリやシワの定着につながります。
ストレス解消のためのリフレッシュ
- ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体を温める
- 好きなアロマの香りでリラックスする
- 軽いウォーキングやヨガで体を動かす
- 信頼できる人と話して感情を発散する
自分なりのストレス解消法を見つけ、こまめに心をリセットすると表情も自然と和らぎ、明るい印象の目元を保てます。
メイクアップで眉をリフトアップして見せるコツ
日々のケアで根本的な改善を目指しつつ、今すぐ目元の印象を変えたいときはメイクアップの力が役立ちます。
眉の描き方やハイライトの使い方を少し工夫するだけで、視覚効果によって顔全体がリフトアップしたように見せることが可能です。
眉山をやや外側に設定して顔の横幅を広げない
眉山の位置は、顔の印象を左右する重要なポイントです。眉山が内側すぎると、顔の余白が目立ち、たるんで見えてしまうときがあります。
眉山を「黒目の外側の縁」と「目尻」の間に設定し、さらに少し外側を意識すると、顔の側面が引き締まって見え、リフトアップ効果が生まれます。
眉メイクのリフトアップポイント
| パーツ | 描き方のコツ | 視覚効果 |
|---|---|---|
| 眉山 | 黒目外側よりやや外、角度をつけすぎない | 顔を横に引き締め、シャープに見せる |
| 眉尻 | 眉頭の下のラインよりも下げない | 目尻がキュッと上がったように見える |
| 眉頭 | 淡くぼかし、中心に寄せすぎない | 自然な抜け感が生まれ、キツく見えない |
眉尻を下げすぎないように描いてリフトアップ効果を出す
眉尻が下がっていると、それだけで顔全体が下がった印象を与えてしまいます。年齢とともに目尻が下がってくるため、それに合わせて眉尻も下げて描いてしまいがちですが、これはNGです。
眉尻は「眉頭の下のライン」よりも下がらないように留めるのが鉄則です。
また、眉尻のラインをこめかみに向かってスッと流すように描くと、横顔も美しく見えます。ペンシルで輪郭を整えた後、パウダーでふんわりと仕上げると、若々しく洗練された眉になります。
ハイライトを眉下にいれて立体感を演出する
光の反射を利用して、眉を高く見せるテクニックです。眉のすぐ下の骨のある部分(眉弓骨)に、明るいハイライトカラーを入れます。パール感のあるベージュやホワイト系がおすすめです。
ここに光が集まると眉が浮き上がって見え、まぶたの腫れぼったさが解消されます。目と眉の間に立体感が生まれ、目が大きくはっきりとした印象になります。
ただし、全体に広げすぎると不自然になるので、眉山の下あたりを中心に、細く入れるのがポイントです。
よくある質問
眉のリフトアップマッサージは1日何回行えばいいですか?
眉のリフトアップマッサージは、1日に1回から2回程度が目安です。
お風呂上がりやスキンケアの際に行うと、血行が良くなっているため効果的です。回数よりも毎日続けることが大切ですが、やりすぎは皮膚への摩擦負担になるため注意してください。
眉のリフトアップに効果が出るまでどのくらいの期間が必要ですか?
眉のリフトアップ効果を実感できるまでの期間には個人差がありますが、マッサージやトレーニングの場合、早い人で2週間、通常は1ヶ月から3ヶ月程度継続すると変化を感じ始めます。
即効性を求める場合は美容医療も選択肢に入ります。
眉のリフトアップテープはずっと貼っていても大丈夫ですか?
眉のリフトアップテープは一時的に物理的に引き上げる便利なアイテムですが、長時間貼り続けるとかぶれや色素沈着の原因になる場合があります。
また、剥がす際に皮膚を引っ張るとたるみを悪化させる可能性があるため、使用時間を守り、優しく剥がすようにしましょう。
ボトックス注射で眉のリフトアップをすると表情が固まりますか?
ボトックス注射で眉のリフトアップを行う際、適切な量を適切な場所に注入すれば、自然な表情を保ちながらリフトアップできます。
しかし、注入量が多すぎたり場所がずれたりすると、眉が上がりすぎたり表情が作りにくくなったりする場合があるため、医師との事前の相談が重要です。
片方だけ眉が下がっている場合の眉のリフトアップ対策は?
片方だけ眉が下がっている場合、噛み癖や姿勢の偏り、表情筋の使い方に左右差があることが考えられます。
下がっている側の筋肉を集中的にマッサージしたりトレーニングしたりしてバランスを整えつつ、食事の際に両側で噛むなど生活習慣の癖も見直しましょう。
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この記事を書いた人 Wrote this article
分山博文 トータルスキンクリニック院長
2007年東京医科大学卒業。「美容医療はビジネス色が強すぎる」という業界の現状に疑問を抱き、「利益よりも倫理」「不要な施術は勧めない」という信念のもと、大手美容クリニック勤務を経て2021年に福岡市中央区(天神・大名地区)にてトータルスキンクリニックを開院。「誠実な対応・高度な技術・継続しやすい価格」を理念に掲げ、アップセル(高額な施術への誘導)を行わない、患者様本位の美容医療を提供している。