眉下切開の効果とは?まぶたの厚みを取り眉毛の位置を上げるメリットを解説

眉下切開は眉毛の下のラインに沿って余分な皮膚を切除する手術です。加齢とともに重くなったまぶたを自然に引き上げられます。
この手術の最大の特長は、二重のラインを直接触らずに目元のたるみを解消できる点にあります。まぶたの厚みが取れることで目が開きやすくなり、視界が広がります。
無意識に眉毛を上げて目を開こうとする癖が改善します。その結果、おでこのシワが減り、目と眉の距離が近づいて若々しく凛とした表情を取り戻せます。
整形したような変化ではなく、昔の自分に戻るような自然な変化を望む方に適しています。
眉下切開で目元の印象は驚くほど若返る
眉下切開を受けると、加齢で被さっていた皮膚がなくなり隠れていた二重ラインが復活します。目がパッチリと大きく見え、明るい印象へ変化します。
まぶたの重みが取れて視界がクリアになる
加齢とともにまぶたの皮膚は弾力を失い、重力に従って徐々に下がってきます。この垂れ下がった皮膚がまつ毛の生え際を越えて視界を遮るようになります。
そうなると、私たちは無意識のうちに顎を上げて物を見ようとしてしまいます。あるいは、眉毛を持ち上げて無理に目を開こうとする癖がつきます。
眉下切開では、この原因となっている余剰皮膚を物理的に切除します。皮膚の重なりがなくなるため、まぶたが驚くほど軽くなります。
その結果、本来の視界の広さを取り戻せます。手術直後から「目が開きやすくなった」「視界が明るくなった」と実感する方が多いのはこのためです。
また、眼精疲労に由来する症状も改善する傾向があります。夕方になると感じていた目の疲れや頭痛、肩こりが、まぶたの重み解消とともに軽減されます。
表情が明るくなる理由
まぶたが重いと、どうしても眠そうな目つきや不機嫌な表情に見られがちです。皮膚の被さりが解消されると、黒目の露出範囲が広がり、瞳に光が入りやすくなります。
瞳にキャッチライトが入るため、生き生きとした表情が生まれます。周囲に対して明るく親しみやすい印象を与えられます。
隠れていた二重のラインが復活する
若い頃はくっきりとした二重だったのに、年齢とともに変化を感じるときはありませんか。二重の幅が狭くなったり、奥二重のようになったりする場合があります。
あるいは、三重のような不安定なラインになってしまうケースもあります。これは二重のラインが消えたのではなく、上からたるんだ皮膚が被さって隠してしまっている状態です。
- アイラインが皮膚に埋もれずにきれいに引けるようになる
- まつ毛の生え際が見えるようになりマスカラが塗りやすくなる
- 夕方になっても二重の幅が安定している
- 写真に写ったときの目元の印象が若返る
- 人との会話で相手の目をしっかりと見て話せるようになる
眉下切開でこの覆いかぶさった皮膚を取り除くと、隠されていた本来の二重ラインが再び姿を現します。新しく二重を作るわけではないため、非常に自然な形で、若い頃のような目元に戻れます。
特に、目尻側の皮膚はたるみやすく、ここが垂れ下がると「三角目」と呼ばれる老けた印象になります。眉下切開は目尻側のたるみを引き上げる効果を実感しやすいため、すっきりとした目元を実現するのに適しています。
本来の目の大きさと輝きを取り戻す
たるんだ皮膚がまつ毛に被さっていると、実際の目の大きさよりも目が小さく見えてしまいます。また、まつ毛が皮膚に押されて下を向くため、逆さまつげのような状態になる場合もあります。
眉下切開を行うとまつ毛の生え際がしっかりと露出します。この結果、目の縦幅が広がって見えるようになります。
さらに、まつ毛が自然と上向きになる効果も期待できます。目が大きく見えるようになると、顔全体の余白が減ったように感じられ、小顔効果にもつながります。
派手な変化ではなく、あくまでその人が本来持っていた目の大きさと美しさを引き出します。そのため、周囲に「整形した」と気づかれにくく、「なんとなく若返った」といった自然な反応を得られる方が多いです。
まぶたの厚みを解消するためのアプローチ
皮膚を切るだけでなく、皮下脂肪や眼輪筋の処理も行います。一人ひとりの状態に合わせて調整し、厚ぼったさを解消してスッキリとした目元を実現します。
余分な皮膚と脂肪をバランスよく除去する
日本人のまぶたは、欧米人に比べて皮膚が厚く、皮下脂肪も多い傾向にあります。特に眉毛の下あたりは皮膚が厚い部分です。
単に二重のラインで切開して皮膚を切り取ると、厚い皮膚が二重のラインに乗っかる形になります。その結果、不自然に腫れぼったい目元になるリスクがあります。
眉下切開は、眉毛の下という皮膚が厚い部分で切除を行います。そのため、二重のライン付近の薄い皮膚を温存できます。
二重のラインに厚い皮膚が被さるのを防ぎ、自然な薄さを保つことが可能です。さらに、必要に応じてROOF(隔膜前脂肪)と呼ばれる深層の脂肪も切除できます。
この脂肪を適量取り除くと、まぶた全体のボリュームが減ります。横から見たときのスッキリ感が格段に向上します。
皮膚切除量の見極め
皮膚を切りすぎると目が閉じにくくなる「兎眼(とがん)」のリスクがあります。逆に少なすぎると効果を実感できません。
医師は、座った状態と寝た状態の両方で皮膚の動きを確認します。安全かつ効果的な切除量をミリ単位でデザインすることが、機能性と審美性を両立させるために重要です。
眼輪筋の処理で後戻りを防ぐ
まぶたのたるみの原因は皮膚の伸びだけではありません。まぶたを閉じる役割を持つ「眼輪筋」という筋肉の衰えやたるみも大きく関係しています。
単純に皮膚だけを切り取って縫い合わせるだけでは、眼輪筋のたるみが残ってしまいます。そうすると、早期に後戻り(再びたるんでくる)を起こす可能性があります。
質の高い眉下切開では、皮膚切除と同時に、伸びてしまった眼輪筋の処理も行います。一部を切除したり、引き上げて固定したりする処置を加えます。
表面の皮膚だけでなく、土台となる筋肉からリフトアップを図れます。筋肉レベルでの引き上げを行うことで、リフトアップ効果が長持ちし、スッキリとした目元を維持できます。
自然な仕上がりを重視したデザイン
手術の痕跡をいかに目立たなくするかは、美容外科手術において極めて重要です。眉下切開では、眉毛の下のラインギリギリ、あるいは眉毛の中に切り込むようにデザインします。
この「毛包斜切開」と呼ばれる特殊な技術を用いると、切開線の周辺から眉毛が生えてくるようになります。最終的に傷跡が眉毛の中に隠れて、ほとんど目立たなくなります。
| 構成要素 | 状態 | 眉下切開でのアプローチ |
|---|---|---|
| 皮膚 | 加齢により伸びて垂れ下がる | 眉下で最大幅を決定し切除する |
| 眼輪筋 | 筋力が低下し緩んでいる | 必要に応じて切除または引き上げ固定 |
| ROOF(脂肪) | 厚みの原因となる | 厚ぼったさが強い場合は適量を除去 |
眉毛の位置が適正になり若返るのはなぜか?
まぶたの重みがなくなると、無意識に眉毛を引き上げる癖が消えます。眉毛が本来の位置に戻ると、おでこのシワが消え、顔全体のバランスが整います。
おでこのシワが改善されるメカニズム
多くの人が、まぶたのたるみを補うために、おでこの筋肉(前頭筋)を使っています。眉毛を持ち上げることで、なんとか視界を確保しようとしているのです。
鏡の前で目を見開いてみてください。おでこに横ジワが寄りませんか?これが常態化すると、深く刻まれたシワとなり、実年齢よりも老けて見える原因となります。
- おでこに常に力が入っている状態から解放される
- 深く刻まれる前のシワなら目立たなくなる
- ボトックスなしでもおでこがツルツルになる可能性がある
- 頭痛や肩こりの原因となっていた筋肉の緊張が解ける
眉下切開によってまぶたが軽くなると、前頭筋を使わなくても楽に目が開くようになります。その結果、眉毛を無理に持ち上げる必要がなくなり、おでこの筋肉の緊張が解けます。
術後しばらくすると、「おでこのシワが薄くなった」と喜ばれる方が多いです。これは筋肉の緊張が取れたことによる生理的な反応です。
前頭筋の緊張からの解放
前頭筋の慢性的な緊張は、緊張型頭痛の一因とも言われています。眉毛の位置が自然に下がり、筋肉がリラックスするため、頭痛や首の凝りが改善する副次的効果も期待できます。
目と眉の距離が近づき凛とした美人顔へ
加齢とともに顔が間延びして見える原因の一つに、目と眉の距離が離れていくことが挙げられます。これは、たるんだまぶたを持ち上げるために、眉毛を常に高い位置にキープしてしまうためです。
眉下切開を行うと、眉毛を持ち上げる癖がなくなります。そのため、眉毛の位置が自然と下がり、本来の位置に戻ります。
目と眉の距離が近づくことは、美容的に非常に大きな意味を持ちます。一般的に、目と眉が近いほうが目力が強く、彫りが深く洗練された美人顔に見える傾向があります。
逆に、目と眉が離れていると、のっぺりとした間延びした印象を与えがちです。眉下切開は、単にたるみを取るだけでなく、目と眉の黄金比を取り戻す効果があります。
顔全体のバランスが整い小顔に見える
眉毛の位置が下がると、中顔面(眉から鼻下まで)の長さが相対的に短く見えます。これにより、顔全体のバランスがコンパクトにまとまって見えます。
また、眉毛の形自体も整えやすくなります。無理に引き上げていた時は、眉山が極端に上がってきつい印象を与えていたかもしれません。
あるいは、左右差が強調されていた可能性もあります。筋肉の緊張が取れると本来の眉のラインに戻り、メイクもしやすくなります。
眉下切開の手術はどのように進むのか?
手術は約60分から90分程度で終了します。デザインから縫合まで細心の注意を払い、腫れを最小限に抑えながらきれいな仕上がりを目指します。
カウンセリングで仕上がりイメージを共有する
手術の成功は、事前のカウンセリングでほぼ決まると言っても過言ではありません。医師は、患者様の希望する目の形や二重の幅を詳細に診察します。
現在の皮膚のたるみ具合、左右差、眼瞼下垂の有無なども確認します。鏡を見ながら、擬似的に皮膚を持ち上げてシミュレーションを行います。
「どれくらい切除すると、どのような目元になるか」を確認します。このとき、眉毛の位置やおでこのシワの変化についても説明があります。
患者様と医師の間で仕上がりのイメージを共有し、納得した上でデザインを決定します。この段階で不安な点や疑問点はすべて解消しておきましょう。
デザインの重要性
切除する皮膚の幅や形状は、個人の骨格や皮膚の特性に合わせてミリ単位で調整します。特に目尻側のたるみをどこまで取るかが、若返り効果を大きく左右します。
痛みの少ない麻酔と丁寧な縫合技術
手術は局所麻酔で行われます。最初に極細の針で麻酔を行うため、手術中の痛みはほとんどありません。リラックスできるように、笑気麻酔や静脈麻酔を併用するクリニックもあります。
麻酔が効いたら、デザインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を除去します。必要であれば脂肪の除去も同時に行います。
そして、この手術で最も技術を要するのが縫合です。中縫い(皮下組織の縫合)と外縫い(皮膚表面の縫合)を丁寧に行います。
これにより、傷跡にかかる緊張を減らせます。将来的に傷跡が幅広くならないようにするための工夫です。
術後の腫れや内出血への対策
手術直後は、患部を冷却(クーリング)して炎症を抑えます。クリニックによっては、腫れ止めや痛み止めの薬を処方します。
手術当日は激しい運動や入浴、飲酒などを控え、安静に過ごしましょう。帰宅時は、目元を隠せるサングラスや帽子を持参すると安心です。
手術の一般的な流れと所要時間
| 工程 | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| デザイン | 切除範囲を皮膚にマーキング | 15〜20分 |
| 麻酔 | 局所麻酔の注入 | 5〜10分 |
| 手術 | 切開・切除・止血・縫合 | 60〜90分 |
| クーリング | 患部を冷やして腫れを抑制 | 10〜15分 |
ダウンタイムと術後の過ごし方のポイント
大きな腫れは数日で引きますが、傷跡をきれいに治すためには約1ヶ月のケアが重要です。抜糸を行えば翌日からアイメイクが可能になります。
抜糸までの期間と洗顔・メイクの制限
通常、手術の1週間後に抜糸を行います。抜糸までの期間は、縫合部分に糸がついている状態です。
この期間中は、傷口を濡らさないように注意が必要です。洗顔は、目元を避けて拭き取り洗顔にするか、医師の指示に従って慎重に行います。
- シャワーは当日から首から下のみ可能な場合が多い
- 洗髪は美容院を利用するか、目に水が入らないように注意する
- アイメイク以外のメイクは傷口を避ければ翌日から可能なこともある
- コンタクトレンズは抜糸後まで控えるのが無難
アイメイクは抜糸の翌日から解禁となるのが一般的です。抜糸直後は傷跡が赤みを帯びていますが、コンシーラーやメイクでカバーすることが可能です。
抜糸時の痛みについて
抜糸の痛みは、毛抜きで眉毛を抜く程度のチクリとした感覚です。麻酔なしで行える程度ですが、心配な方は事前に医師に相談しましょう。
傷跡を目立たせないための紫外線ケア
抜糸が終わっても、皮下の組織が完全に修復されるまでには数ヶ月かかります。この期間に紫外線に当たると、傷跡が色素沈着を起こしやすくなります。
茶色く跡が残ってしまうのを防ぐため、紫外線対策が必須です。外出時は日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、サングラスをするなどを徹底しましょう。
また、傷跡が一時的に硬くなる時期(拘縮期)がありますが、これは正常な反応です。無理にマッサージをしたり、擦ったりすると、かえって傷跡が広がってしまう恐れがあります。
日常生活への復帰のタイミング
デスクワークなどの事務作業であれば、翌日から復帰される方もいらっしゃいます。ただし、腫れや内出血が出ている場合、周囲の視線が気になるかもしれません。
眼鏡(特に縁の太いもの)をかけると、ある程度カモフラージュできます。腫れや内出血、糸を目立たなくするのに役立ちます。
接客業など、人と対面する仕事の場合は注意が必要です。抜糸までの1週間程度、休暇を取るか、シフトを調整することをお勧めします。
他のたるみ取り手術と何が違うのか?
二重切開法や前額リフトと比較して、「自然な変化」と「ダウンタイムの軽さ」が魅力です。元の目の形を変えたくない人に適した治療法と言えます。
二重切開法との適応の違い
二重のライン上で皮膚を切除する「二重切開法」もたるみ取りの効果があります。しかし、二重ライン付近の皮膚は薄いため、多くの皮膚を切除するのには向きません。
眉毛側の厚い皮膚が二重ラインに近づき、厚ぼったい不自然な目元になるリスクがあるからです。二重切開法は、同時に二重のラインを新しく作りたい場合に適しています。
一方、眉下切開は、現在の二重のラインや目の形を変えたくない場合に適しています。被さっている皮膚だけを取り除き、自然に若返りたい方に選ばれています。
前額リフトを選ぶべきケース
前額リフトは、髪の生え際などを切開し、おでこの皮膚ごと引き上げる手術です。まぶたのたるみだけでなく、おでこの深いシワや眉間のシワにも効果を発揮します。
眉毛の位置自体が下がっている場合(眉毛下垂)に劇的な変化が望めます。眉下切開はおでこのシワを「改善」しますが、前額リフトはより根本的に引き上げます。
ただし、前額リフトは手術規模が大きく、ダウンタイムも長くなる傾向があります。顔の上半分全体を一気に若返らせたい場合に検討されます。
眼瞼下垂手術との併用について
眼瞼下垂は、まぶたを持ち上げる筋肉の力が弱まる症状です。皮膚のたるみとは原因が異なるため、筋肉自体へのアプローチが必要です。
しかし、眼瞼下垂手術だけを行うと、目の開きは良くなりますが、新たな問題が出るときがあります。眉毛が下がり、まぶたの皮膚が余って二重の上に被さってくる現象です。
そのため、重度のたるみがある眼瞼下垂の患者様に対しては、併用が推奨されます。眼瞼下垂手術と眉下切開を行うと、機能的にも審美的にも満足度の高い結果が得られます。
治療法ごとの比較
| 治療法 | 主な目的 | 傷跡の位置 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| 眉下切開 | 皮膚のたるみ除去 | 眉毛の下のライン | 比較的短い |
| 二重切開法 | 二重形成・たるみ除去 | 二重のライン上 | 中程度(腫れやすい) |
| 前額リフト | 額・眉・まぶたの引き上げ | 髪の生え際など | 長い |
よくある質問
眉下切開の傷跡はいつ頃目立たなくなりますか?
術後1ヶ月から3ヶ月程度は赤みがあり、やや硬さも感じられますが、メイクで十分に隠せるレベルです。赤みは時間の経過とともに徐々に引いていきます。
半年から1年ほど経過すると、細い白い線や肌色に近い線になります。すっぴんでもほとんど目立たなくなります。
眉毛の下のラインに沿って切開するため、眉毛を描いてしまえば全くわからなくなるケースがほとんどです。さらに毛包斜切開という技術を用いれば、傷跡の中から毛が生えてくるため、より自然にカモフラージュされます。
眉下切開は奥二重でも効果を実感できますか?
奥二重の方にこそ、非常に良い効果を発揮します。奥二重の方は、二重のライン自体はあるものの、厚い皮膚や脂肪が被さってラインが隠れている状態が多いです。
この被さっている皮膚を取り除くため、隠れていた二重の幅が見えるようになります。ぱっちりとした平行二重や末広二重になるケースが多くあります。
元の目の形を活かしながら、自然に目を大きく見せたい奥二重の方にとって、適した選択肢の一つと言えます。
眉下切開の手術中に痛みはありますか?
手術中は、局所麻酔が効いているため痛みを感じることはありません。最初の麻酔の注射の際にチクリとした痛みを感じる程度です。
痛みに弱い方や不安が強い方には、笑気麻酔や静脈麻酔の併用も可能です。眠っているようなリラックスした状態で手術を受けられます。
術後は麻酔が切れると鈍痛を感じる場合がありますが、心配はいりません。処方される鎮痛剤を服用すると十分にコントロールできる範囲の痛みです。
眉下切開後に眉毛のアートメイクはできますか?
手術後に眉毛のアートメイクを行うことは可能です。ただし、傷跡が完全に落ち着くまで待つ必要があります。
一般的には、術後3ヶ月から6ヶ月程度空けることが推奨されます。逆に、すでにアートメイクが入っている場合でも手術は可能です。
その場合、医師はアートメイクのデザインを崩さないように配慮します。アートメイクのラインに沿って切開線をデザインし、より整った目元を実現します。
眉下切開の効果はどれくらいの期間持続しますか?
切除した皮膚は元に戻ることはないため、手術によるリフトアップ効果は半永久的と言えます。しかし、手術をした後も加齢による自然な老化現象は進行します。
数年、数十年かけて再び皮膚がたるんでくるのは避けられません。それでも、手術を受けなかった場合と比較すれば、皮膚の総量が減っている分、目元の若々しさは維持されます。
一般的には10年程度は若返った状態を維持できるとされています。将来的に再びたるみが気になった場合に、再度手術を受けることも可能です。
Reference
PARK, David Daehwan. Aging Asian upper blepharoplasty and brow. In: Seminars in Plastic Surgery. Thieme Medical Publishers, 2015. p. 188-200.
HOLLANDER, Maria HJ, et al. Functional outcomes of upper eyelid blepharoplasty: a systematic review. Journal of Plastic, Reconstructive & Aesthetic Surgery, 2019, 72.2: 294-309.
VAN PHAM, Tuan. Upper blepharoplasty: management of the upper eyelid and brow complex via transblepharoplasty approach. Facial Plastic Surgery, 2018, 34.02: 183-193.
KATIRCIOGLU, Yasemin Aslan, et al. Rejuvenating the aging upper periorbita. International Ophthalmology, 2023, 43.9: 3199-3206.
WANG, Tengfei; LI, Yunke; PANG, Mengru. Evaluation of morphological and psychological outcomes after sub-brow blepharoplasty. Frontiers in Surgery, 2025, 12: 1658806.
QIU, Yucheng, et al. A modified subbrow blepharoplasty for correction of severe upper eyelid skin laxity. Aesthetic Plastic Surgery, 2024, 48.14: 2634-2641.
LEE, Tae-Yul; SHIN, Yong Ho; LEE, Jin Gyu. Strategies of upper blepharoplasty in aging patients with involutional ptosis. Archives of plastic surgery, 2020, 47.04: 290-296.
RODRIGUES, Catarina; CARVALHO, Francisco; MARQUES, Marisa. Upper eyelid blepharoplasty: surgical techniques and results—systematic review and meta-analysis. Aesthetic Plastic Surgery, 2023, 47.5: 1870-1883.
この記事を書いた人 Wrote this article
分山博文 トータルスキンクリニック院長
2007年東京医科大学卒業。「美容医療はビジネス色が強すぎる」という業界の現状に疑問を抱き、「利益よりも倫理」「不要な施術は勧めない」という信念のもと、大手美容クリニック勤務を経て2021年に福岡市中央区(天神・大名地区)にてトータルスキンクリニックを開院。「誠実な対応・高度な技術・継続しやすい価格」を理念に掲げ、アップセル(高額な施術への誘導)を行わない、患者様本位の美容医療を提供している。